2017モデルのGIANT ESCAPE RX1に乗っています。
少しカスタムしてみたので、ご紹介します。
クロスバイクの過去記事はこちらへどうぞ。
Contents
バーエンドグリップ
クロスバイクはフラットバーハンドルです。横に長いタイプですね。
ポジションがアップライトになりやすいので操作しやすく、力も入れやすいです。
しかし長距離になると、どうしても手首や二の腕が疲れてくる。次の日には肩周りと頸が疲れている。ライポジも影響しているでしょうが、やはり手にかかる負担は大きいです。
ロードバイクのドロップハンドルでは、手首を起こさずに握ることができるため、体重があまりかからず手首の負担が少なくて済みます。さらに色んなハンドルの持ち方が出来ますので、一部分だけに負担をかけず疲れにくいよう上手くできています。
そんなクロスバイクにバーエンドグリップを購入、取り付けしました。
購入先はyahoo!ショッピング。
amazonでは同じ商品が無かったのでこちらから
GIANTのロゴが入っています。お気に入りです。
これまでの純正グリップは手のひらを置くスペース(パームレスト)がありました。
しかし、これでは手首の疲れを軽減させることは難しかったです。
もちろん、パームレストが無いグリップよりも段違いに疲れにくいでしょう。
少し前に倒して設置してみました。
このバーエンドグリップを握ると手首を必要以上に起こす必要がなくなります。
自然な握り方で支えることが出来るため、体重をかけても手首の負担を軽減できます。
実際に使ってみると恩恵はかなり大きく、長時間走った時でも手首の痛みが発生しにくくなっています。
デメリットは、シフトチェンジの度にハンドルを持ちかえる必要があるということ。その際、バーエンドグリップが短い方が持ち替えやすいです。
ギアチェンジをあまり頻繁にせず走ることができれば、バーエンドグリップを活用して疲れにくいロングライドができそうです。
ガイドプーリー・テンションプーリーの交換
友人からの貰い物、ベアリング入りのプーリーに交換しました。
タイヤ1回転に対してプーリーは何倍も回転しますので、ベアリングの入ったギアに変えることで回転抵抗が減ることがメリット。漕ぎ出しも軽くなるそうです。
組み込みは簡単、外して付け替えるだけ。
シマノのガイドプーリーにはセンタロン機構という技術があり、ガイドプーリーが左右に僅かに動くことで変速抵抗を軽くすることができるそう。
このセンタロン機構はティアグラにも装備されています。
プーリーを交換するデメリットは、センタロン機構が無くなること。変速抵抗が増えるみたいです。
他にもギアを大径化すると良いなど、色んなカスタム方法があります。純正が1番変速抵抗が軽いなんて話もあります。
個人的にはベアリングのスムーズさが好きなので、たとえ体感できる効果が無くてもカスタムしたいですね。
交換後に乗ってみた感じでは、プラスもマイナスも感じませんでした。私が鈍いのでしょう。実際には、ギア1枚分は軽くなるらしいです。
同時にタイヤも28Cから25Cに変えたので、転がり抵抗が少なくなることで漕ぎ出しが軽くなるかと思っていましたが、それもあまり感じない。
長距離乗ると気づけるかもしれません。
タイヤ 23C計画
ジャイアントエスケープRX1のタイヤは28Cが標準装備されています。
初めて乗った時には、28Cのタイヤでも細いと感じましたし、なんと軽く進むものだろうと驚きましたが、ロードバイクでは23Cが一般的と聞きます。最近では25Cでも23Cと大差なく乗り心地も良いとも聞きます。
23Cに替えるメリットはスピードアップです。軽く漕げることで、ギア何枚分か差が出ます。
しかし確実に乗り心地は悪くなるらしいし、パンクもしやすいとのこと。溝にハマりやすいとかも聞きます。
それに、替えるとしたら今使っている28Cのタイヤがもったいないです。23Cに替えても28Cに戻すことは無いでしょうし。
と考えていたらこんな事件がありまして…
この事件のため後輪のみタイヤ交換に至った訳ですが、悩んだ結果 25Cにしました。
乗り心地が良く、トラブルが少なく、今よりも変化を望める。ちょうど良いですね。
新しく交換したタイヤはパナレーサーのレースD EVO3 というもの。
一緒にチューブも交換しました。パナレーサーのR’AIRです。
交換後に乗ってみた感じでは、プラスもマイナスも感じませんでした。私が鈍いのでしょう。実際には、ギア1枚分は軽くなるらしいです。
プーリーと同時にタイヤを交換したのですが、正直どんな変化が出たのか、私にはわかりません。鈍いんです。
長期的に、乗り心地や耐久性のインプレッションを出来たらと考えています。
サドル高調整
購入時、ショップの店長にポジションを合わせてもらったのですが、初心者ということもありサドルを低めにしてもらっていました。
ポジションに慣れてくるにつれ、お尻や腰が痛かったり、腕が疲れやすかったり、スピードを維持できなかったり。もう少しサドルが高ければ良いのかなと思うことがありました。
試しにサドルを上げてみて、ダメなら下げたらいいか。ということでやってみました。
RX1のシートポストは、 D-FUSE Compositeというカーボン素材で、後面がフラットなD型の形になっています。横方向には剛性を高め、前後方向には衝撃を緩衝してくれるという優れもの。
スポーツバイクは軽く漕げることとスピードを出すため、タイヤが細く空気圧が高い設定です。通常、タイヤで受けられるはずのショックが受け切れず、その分ハンドルやサドルに衝撃が伝わります。それをカーボンフォークやカーボンシートポストによって衝撃を緩和させています。
ライディングポジションはとても大事です。結果を先に言うと、最高時速が2km/hほど変わりました。力の伝達が変わります。
RX1のシートポストを固定しているネジは二つあり、左右から締め込む形になっています。
緩めるのは2つを均等に緩めれば良いので簡単です。締めるのは少し難しい。2つのネジをバランスよく締める必要があります。
2本のネジを均等に、手締めで回らなくなるまで回していきます。最後にトルクレンチで規定トルクを設定して少しずつ締めていきます。カチッと音が鳴ったら規定トルクに達したということ。それ以上は締めないように注意しましょう。
調整後に平地での測定結果。最高速がプラス2km/hになりました。楽にスピードが上がっていきます。
加速していくにつれてギアを上げていくとペダリングが重くなります。調整前とくらべて、ペダルを回しやすいように感じます。
1度目の調整ではミスをしました。締め付けトルクが弱くサドルが一番低い位置に落ちてしまったことがあります。漕いでいる途中にスコーン!と落ちました。
その状態で家まで帰りましたが、平均時速で5km/hは下がりました。ペダリングもスムーズにいきません。
その時、シートピラー後側のカーボンに剥げ傷が付きました。カーボンは傷に弱いらしく、少し剥げただけとはいえ不安になります。ちなみに交換となるとシートポストだけで6000円。痛い出費ですね。不注意や知識不足による無駄なトラブルを避けるように勉強しなければいけませんね。
トルクレンチは必須です。
5Nから25Nくらいの調整幅があるものを選びました。
ポジションはシビアに調整すると、もっと効果があるのでしょうか。
サイクルコンピューター
車体購入にお金がかかりましたもので、自転車用品は最低限必要な中で、価格が安いものを選んで購入しました。
そんな中、どうしても欲しかったのがサイコン、サイクルコンピューターです。
suaokiのサイコン。当時の価格で2800円くらいでした。
ワイヤレスで、スピードや距離に加えてケイデンスまで測ることができます。その機能でこの価格は安いです。たとえ失敗してもギリギリ痛くない値段ですね。もちろん失敗するとは限りませんが。
安心なのはCATEYEなど大手メーカーのモデルでしょう。少し高いですが、ずっと使うものですから良いものを選ぶのもアリです。
suaokiのサイコンは左クランクとチェーンステイと後輪のスポークにセンサーを取り付けます。
センサーとセンサーの間が広すぎると信号を拾わず、結構シビアな調整が必要です。1.5mm以内だとか。
モニター本体に電池を入れて初期設定します。ペアリングはクランクを回してセンサーを感知させると良いみたいですね。簡単です。
本体設定はボタンをポチポチ押していたら何とかなりました。説明書に日本語の説明文がないので難しいこともありますが、何となく触っているうちに覚えるものです。
実際に走ってみると、リアルタイムでの時速やケイデンスまでわかります。もちろん、走行距離や走行時間も表示されます。
消費カロリーとCo2削減量も表示されます。エコですね。
サイコンがあると走っているだけでも楽しくなります。今日は○○km走ったという成果も目に見えて、わかりやすいです。モチベーションになりますね。
以前の記事にあるGPSロガーアプリと並行して使っています。
便利品
ボトルケージ
トピークの調整式。
ペットボトルが入ります。
携帯空気入れ
急なパンクでも安心。手で空気を入れるので、適正な空気圧にするのは大変。応急用です。
シートバッグ
ここには簡単な工具と、パンク修理キット、予備のチューブを入れています。
これで急なトラブルにも対応できます。
その他
空気入れ
スタンド
鍵
予備チューブ
パンク修理キット
ライト
チェーンクリーナーセット
まとめ
自分の乗り心地が良いように、乗りやすいように変えていくことは必須です。
それよりも、カスタムは楽しいです!カスタムするだけで楽しいですね。
コメント