【神経伝達物質】シナプスの刈り込みに必要なGABAとは【発達障害】

発達障害
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GABA:γアミノ酪酸

GABAとは、主に脳幹よりも吻側の中枢神経系の抑制性シナプス伝達を担うアミノ酸である。イオンチャネル型のGABAA受容体、GABAC受容体、ならびにGタンパク質共役型受容体であるGABAB受容体に作用することで、神経細胞の活動性を低下させる。

https://bsd.neuroinf.jp/wiki/GABA

神経伝達物質の中でも抑制的に働く神経伝達物質のこと。

逆に興奮性に働くのはグルタミン酸。記憶や学習に関与すると言われます。

抑制性の神経伝達物質GABAは小脳においてシナプスの刈り込みを制御する

http://first.lifesciencedb.jp/archives/4781

この論文を読むと、乳幼児の運動発達においてGABAがどれだけ大事なのかがわかります。

生まれたての赤ちゃんの脳には無数のシナプス結合という神経の接続があります。それが成長に従って、不要なシナプスを排除して必要なシナプスだけを強化していきます。それをシナプスの刈り込みと呼びます。

シナプスの刈り込みの代表例は小脳のプルキンエ細胞です。

興味がある方はぜひ見てください。

運動により脳が発達していくのですが、発達障害を持つ子はその刈り込みが上手くいかないケースがあります。

自閉症やADHDを持つひとは前頭葉でのGABA濃度が低いことがわかってきています。さらにGABAがシナプスの刈り込みに働くこともわかっています。

要するに『GABAが大事』ということです。

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GABAは増えるのか?

さて、ここまで読んで頂けたならGABAがどれだけ大事なのかがお分かりかと思いますので、

対策:GABAを増やす

という考えが浮かんでくると思います。といっても、どうやってGABAを増やすのか。

このサイトにかなり詳しく記載されています。

GABAを増やす6つの戦略(認知症・アルツハイマー)
神経伝達物質ガンマアミノ酪酸(ギャバ)の健康効果概要GABA(γ-アミノ酪酸)は、ヒトの脳の抑制性の神経伝達物質としているアミノ酸のひとつ。英語の頭文字をとってGABA(ギャバ)と一般に呼ばれている。ガンマアミノ酪酸以外にも、アミノ基のつく

食品に『GABAが入っています!』みたいなのがあると思いますが、これまでは口から摂取しても脳にはたどり着かないと言われていました。それは血液脳関門を突破できないからです。でも実は案外そうでもなくて、血液脳関門を突破できるという報告もあるそうです。サプリメントにも一定の効果があるということでしょうか。

これから薬ができるくらいの研究がされていくと良いですね。

あとは栄養をとること。ビタミンB6が脳内でGABAを合成するときの補酵素になるそうです。

GABAを増やす6つの戦略(認知症・アルツハイマー)
神経伝達物質ガンマアミノ酪酸(ギャバ)の健康効果概要GABA(γ-アミノ酪酸)は、ヒトの脳の抑制性の神経伝達物質としているアミノ酸のひとつ。英語の頭文字をとってGABA(ギャバ)と一般に呼ばれている。ガンマアミノ酪酸以外にも、アミノ基のつく

これならサプリメントや食事で補うことができそうです。

運動にも一定の効果があるそうです。運動することでGABAが分泌されていくとのこと。

まとめ

GABAが大きな役割を担っていることがわかりました。

サプリメントや食事、運動など、GABAを増やしていきましょう。

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