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【発達障害】自閉スペクトラム症へのオキシトシンの効果【ネット記事】

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https://www.amed.go.jp/news/release_20180629-02.html

もう一つの主な症状である常同行動と限定的興味や、視線の計測で評価した対人コミュニケーションの障害の客観的な指標については、オキシトシンの投与で改善していました。

自閉スペクトラム症に対する治療薬の研究が進んでいます。オキシトシンを投与することで対人面が改善することが期待されているとのこと。

 

オキシトシンとは

本臨床試験で用いたオキシトシンは、脳から分泌されるホルモンで、女性での乳汁分泌促進や子宮平滑筋収縮作用が広く知られています。日本では注射剤のみが認可されており、陣痛誘発・分娩促進などに保険適用が認められています。一方、経鼻スプレー製剤はヨーロッパで認可され、授乳促進の目的で使用されています。このオキシトシンは、授乳促進や子宮平滑筋収縮作用の他に、脳の中でも作用していることが指摘されていました。動物では、親子の絆を形成する上でオキシトシンの働きが重要だと知られているとともに、人でも、健常な成人男性への経鼻スプレーを用いたオキシトシンの投与によって、他者と有益な信頼関係を形成して協力しやすくなること、表情から感情を読み取りやすくなること、などが報告されました。

この通り、オキシトシンの働きを高めることで、自閉スペクトラム症特有の症状を改善できる見込みがあります。

 

自閉スペクトラム症とは

自閉スペクトラム症は、社会性、コミュニケーション、イマジネーションの3つ組の障害を、ウィングにより定義されています。

いわゆる、「空気が読めない」「行間が読めない」「こだわりが強い」などの特徴はこれらで説明されています。

これらは社会に出た時にメリットにもなりデメリットにもなり得ます。自分を持っている、我が道を行く、どちらもメリットとも受け取れ、デメリットとも受け取れます。人は集団や社会の中で生きているので、社会上メリットになれば良いですがデメリットになった場合には対応が必要と思われます。

 

自閉スペクトラム症の薬物療法

これまでは興奮性を抑える薬や、抗不安薬などが用いられてきました。それに加えて、療育や教育の方法であったり、環境設定をしたり、構造化を図ることで対応されてきました。さらには周りの理解や対応が必要と言われています。『服薬プラス療育』によって相乗効果が得られます。薬物療法については副作用もありますので主治医と相談して決めていきましょう。

この研究が進んで新薬が開発されることで、たくさんの人が助かるでしょう。しかしながら全ての症状が改善する訳でもないと思われます。

 

私が経験した事例

自閉スペクトラム症とは障害と症状が違いますが、ADHDのお子さんの事例をご紹介します。服薬を始めてから動作能力が大きく向上した例があります。

それまではバタバタと走り回り落ち着いて運動課題に向かうことが難しかったのですが、服薬を開始してからは1つずつ課題に取り組み、動作を修正しながらクリアしていけました。動作が修正されるたびに無駄な動きが少なくなりパフォーマンスが上がっていきます。体幹の支持性も上がり、四肢のコントロールも上手になっていきます。

DCD(発達性協調運動障害)に対しての考え方では、動作の組み立てや身体のイメージングを必要とするのに、多動や衝動性がそれらを邪魔するのと、筋緊張の低さ(低緊張)が動作を適切に遂行するのを邪魔してしまいます。例えば体幹の支持性が弱いと肩や肘を固定出来ずに、手の滑らかな動作が苦手となります。

身体の面に対しては運動をすることで対応していきますが、多動や衝動性を抑えられることで身体へのアプローチの効果は倍増できると考えます。

自閉スペクトラム症の場合、コミュニケーションなど対人面の課題をクリアするベースになるかもしれませんね。

 

いいとこ取りで総合的にサポート

『服薬プラス療育』これに尽きると思います。それぞれのいいとこ取りでサポートしていきましょう。

効果的に療育を受けるベースになるのならば、服薬は選択肢の1つになります。もちろん副作用がありますから敬遠される方もおられると思います。主治医と相談しながら決めていきましょう。

この研究が進んで新薬が開発されることを待っています。

 

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