先日、ハワイに行ってきました。ハワイに行くのは昨年に続き2回目。友人の結婚式でしたが、まさか2年連続で行くことになるとは思ってもいませんでした。
しかしこれは前回の記憶が新しいうちに再びハワイを訪れることが出来るので、前回よりハワイを楽しむチャンスです。
前回はワイキキ周辺の散策とオプショナルツアーで予定を埋めましたが、今回はオプショナルツアーを入れず、レンタカーを借りたりバスで移動したり自分達で動ける範囲で予定を組みました。
そして、ハワイでの滞在を快適にするためにスマホを使えるように用意しました。
今回はハワイでスマホを使う方法をまとめつつ、私が快適に使えた方法を書いていきます。
Contents
海外でスマホを使うためには
海外でスマホを利用するためには、いくつか方法があります。
『海外パケット定額』を利用する
各キャリアで設定されている、パケット定額のサービスを利用する方法です。
これはパケ放題みたいなプランになると、相場は1日3000円ほど、かなりお高いプランになってしまいます。
メリットは申し込むだけで自分のスマホをそのまま使えるということ。お金をかければ良いです。
そして電波が通じるところなら使えるということ。これは大きなメリットです。ただ料金が高い…。
『Wi-Fi』を利用する
街にあるフリーWi-Fiを利用する方法です。
日本に比べて海外はフリーWi-Fiが発展しています。空港や駅など、Wi-Fiが繋がりやすい環境が整えられている所が多いです。Wi-Fiを利用するために、登録が必要な場合もあります。
ホテルではチェックインする時にWi-Fiのパスワードをもらえます。
スマホを機内モードにしておいてもWi-Fiは繋がりますので、これが1番お手軽な方法でしょうか。
メリットは料金がかからないこと。一部登録制のWi-Fiなら料金が発生する可能性もありますが。
デメリットは繋がるエリアが限られること。Wi-Fiの電波が届かなければ繋がりません。どこでも使えるわけではないということ。
『ポケットWi-Fi』を利用する
最近流行りのポケットWi-Fiを使います。
3Gのプランなら1日980円、もっと安くできます。
メリットは電波が通じる所ならどこでも使える。容量の割に値段が安い。1回Wi-Fiを設定してしまえば、その後何度も設定し直すことがなくお手軽。申し込むだけで面倒な手続きが必要ない。
デメリットは、借りる物なので返す必要があり、その手間があること。空港に窓口があり、返却ボックスもあるので、手間は少なめ。返却し忘れた場合には郵送などの手段はあるが、それも手間。期限内に返却し忘れた場合、延滞金もかかります。そして何より紛失や盗難にあった場合、補償しなければなりません。そのための保険もありますが、1日200円から500円かかります。全損の場合40000円ほどかかるので、保険には入っておいた方が良いですね。
『ZIPSIM』を利用する
ZIPSIMはアメリカT-MOBILEのMVNO。以前はReadySIMと呼ばれていたそうです。
今回、私はこのSIMを使いました。というのも、今使っているSIMフリーのzenfone3でそのまま使えることが調べていて分かったからです。
ZIPSIMのメリット・デメリットと、実際に使ってみた使用感や感想を書いていきます。
ZIPSIMのメリット
- LTE通信が使えてハイスピード。
- ワイキキの町中ならほぼ4Gで使える。
- 自分のスマホ以外に持つものがなくて良い。
- テザリングが可能。
- SIMは日本で買える(Amazon)。
- アクティベーションは自動でやってくれる(一部手動の場合あり)。
- 容量を選べる。
- 電話番号がもらえるので、電話が出来る。
- SMSが使える。
- 緊急警報が入ってくる。
ZIPSIMのデメリット
- ZIPSIMを使えるスマホの機種が限られる。
- SIMフリー機種の中でも、掴める電波帯がなければZIPSIMは使えない。
- zenfone3の場合、掴む電波帯が少ないのかもしれない。街中でも圏外になることがある。ビルの中でも圏外になりやすい。
- 街を外れると『H』や『E』と表示される。通信は極端に悪くなる。ちなみにこれは3Gや2Gという前の世代の電波らしい。この電波を掴むことに驚き。
- 基本的には自動でアクティベーションしてくれるが、一部では手動での手続きが必要になることもある。
- たまに迷惑電話がかかってくる(自動音声)。切れば良いだけ。
ZIPSIMの使用感と感想
容量
容量は14日で1GBのタイプにしました。今回は4泊6日だったので、1日100MB使う計算でも500MBあれば十分だと思っていましたが、念の為に多めの容量にしておきました。結果、全部で500MBも使いませんでした。
ホテルに戻ればWi-Fiがあるし、外ではマップやラインが中心で、お店の営業時間などの情報を調べるくらい。節約すれば1日100MBも使いません。
5泊以上される方やグループでシェアするなら、1GBの容量が良いでしょう。通話やSMSなど細かい設定はありますが、500MBで2000円前後、1GBで3000円前後です。Amazonで購入できます。事前に日本で買えるのはとても便利です。
マップ
今回はレンタカーを借りてカイルアまで行きました。レンタカーのオプションに日本語ナビがありまして、これは安心と思って借りていきました。
しかしグーグルマップがありますので、ナビは必要ありませんでした。使い慣れていないナビよりも、使い慣れたグーグルマップの方が良かったです。
通話とSMS
音声通話とSMSの可能なSIMでした。データ通信だけならポケットWi-Fiでも良いと思います。通話とSMSが使えて良かったことがありました。
ホテルのチェックインは15:00くらいが多いと思います。飛行機は午前中に着く便だったので、ホテルに着いたのが11:30頃。アーリーチェックインとなり、準備が整うまでに部屋に入るためには50$必要と言われました。定刻まで待てばもちろんお金はかかりません。もったいないのでアーリーチェックインはせず、荷物を預けて食事に行きました。
この時に役に立ったのが電話番号。チェックインの時に電話番号を伝えたら、SMSは使えますか?と聞かれました。『部屋が準備できたらメッセージを送ります』ということでした。
食事に行ってる間にメッセージが届きました。『部屋が準備できたので、フロントにお越しください』的な英語が書いてあります。
食事も終わって、戻ろうかプラプラしようか悩んでいたところなので、ちょうど良いタイミングでした。電話がかかってきてもきっと何を言ってるかわからないし、文字で見られると何となくですが分かりやすいですね。
通話機能も使いました。到着した際に、予約していたタクシーが見つからず、タクシー会社に電話して場所を教えてもらいました。他では使いませんでした。
着信では、何度か自動音声で迷惑電話がかかってきた程度です。
気になる料金は…
500MB、1週間、通話、SMSあり。
1GB、2週間、通話、SMSあり。
そんなに大きな価格差はないので、大容量のものが安心ですよ。
まとめ
ビルの中や郊外では繋がりにくいですが、スマホが違えば解決するかもしれませんね。zenfone3は使えましたが、少し繋がりにくいのかもしれません。周波数帯域に対応したSIMフリーのスマホを用意しましょう。
外で使えるスマホは、ハワイ旅行で持っていて良かったモノ、ベスト5に入りますね。オススメです。
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